石川遼が2026年の中日クラウンズで使用したクラブセッティングを14本すべて解説します。
石川遼はキャロウェイと用具契約を結ぶ日本を代表するプロゴルファーで、国内外で通算20勝(国内メジャー3勝)を誇ります。
2026年はコーン・フェリーツアー(米下部ツアー)をメインに参戦しながら、国内男子ツアーにもスポット参戦しています。
結論から言うと、石川遼の2026年最新セッティングは、ドライバーをQUANTUM ◆◆◆に原点回帰させ、ミニドライバーを新投入した攻撃的な構成です。
本記事では各クラブのモデル名・ロフト・シャフト・石川本人のこだわりを詳しく解説します。
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石川遼の最新クラブセッティング一覧【2026年中日クラウンズ】
2026年中日クラウンズの練習日に取材で確認されたセッティングは以下のとおりです。
| カテゴリ | モデル名 | ロフト・番手 | シャフト |
|---|---|---|---|
| ドライバー | QUANTUM ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)ドライバー | 9度 | Tour AD GC(60g台、S) |
| ドライバー | QUANTUM ミニドライバー | 11.5度 | Tour AD GC(60g台、S) |
| UT | APEX UW〈2022年〉 | 3番19度 | Tour AD UB(80g台、X) |
| UT | APEX UW〈2025年〉 | 4番22度 | Tour AD UB(80g台、X) |
| アイアン | キャロウェイ APEX UT アイアン | 16度 | グラファイトデザイン DIハイブリッド(95g、X) |
| アイアン | キャロウェイ APEX MBフォージド アイアン | 5番 | 日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S) |
| アイアン | キャロウェイ APEX MBアイアン ツアーバージョン | 6〜9番 | 日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S) |
| ウェッジ | X フォージド ウェッジ〈2026年〉 | 48度 | 日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S) |
| ウェッジ | OPUS(オーパス)ウェッジ | 52、56度 | 日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S) |
| ウェッジ | X フォージド ウェッジ〈2026年〉 | 60度 | トゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー ウエートロック |
| パター | オデッセイ プロタイプ PT 09 ix | - | - |
| ボール | タイトリスト PRO V1x〈2025年〉 | - | - |
※練習日のため15本。試合では14本以内にする必要があり、ミニドライバーまたはAPEX UTアイアン(16度)のどちらかを外す形になると考えられます。
プロは頻繁にクラブ調整を行うため、試合によってセッティングが異なることがあります。
ドライバー|QUANTUM ◆◆◆&ミニドライバーの2本体制
QUANTUM ◆◆◆ドライバー(9度)──”プッシュストレート”で攻める原点回帰
石川遼の2026年のドライバー選択で最も注目されるのが、QUANTUM ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)への原点回帰です。
2025年シーズンはエリートX(10.5度)を使用していましたが、2026年はQUANTUM世代のトリプルダイヤモンドモデルにスイッチしました。
石川は長年にわたり小ぶりで低スピンの◆◆◆モデルを好んできました。エリートXを試した後、再び◆◆◆へ戻った理由は「ドローしすぎず、プッシュストレートが打てる安定感」にあります。持ち球がドローの石川にとって、低スピンで重心距離が短いディープ系ヘッドの◆◆◆は、フェースの”真っすぐな見え方”と合わさって方向性を安定させやすいのです。
シャフトはグラファイトデザイン Tour AD GC(60g台、Sフレックス)を継続使用しています。
QUANTUMミニドライバー(11.5度)── 中日クラウンズで新投入
2026年中日クラウンズの練習日に初めて確認された新兵器が、QUANTUMミニドライバー(11.5度)です。
クラブカー選手権では3番フェアウェイウッド(パラダイム Ai スモーク MAX・14度調整)が入っていた枠に、今大会はこのミニドライバーが入れ替わりました。
ミニドライバーは通常のドライバーよりも小ぶりなヘッドで、FW感覚で扱えつつドライバーに近い飛距離を実現するカテゴリです。ティーアップでも地面からでも打てる汎用性が特徴です。シャフトはドライバーと同じTour AD GC(60g台、S)で統一されており、2本を同一の感覚で振れるよう配慮されています。練習日は15本のため、試合日にミニドライバーを外す可能性があります。
FW・UT|APEX UWを軸とした飛距離の階段
APEX UW 2022年(3番19度)── 2021年から愛用し続ける”生命線”
石川遼が2021年途中から約5年間使い続けている、絶大な信頼を置くクラブがAPEX UW 2022年モデルの3番(19度)です。
シャフトはTour AD UB(80g台、Xフレックス)を装着し、キャリーで約245ヤードを誇ります。
石川のセッティングの特徴は、3Wと3Uの間の飛距離差をハイフェードの打ち分けで埋めている点です。このAPEX UWはその”生命線”となるクラブであり、約5年間使い続けている事実が信頼度の高さを物語っています。
APEX UW 2025年(4番22度)── 2024年からアップグレード
4番ユーティリティウッドは2025年モデルのAPEX UW(22度)を使用しています。
以前のクラブカー選手権では23度表記でしたが、中日クラウンズでは22度に変わっており、調整または取材時の表記差の可能性があります。
シャフトは3番UTと同じTour AD UB(80g台、Xフレックス)で統一し、打感・弾道の一貫性を保っています。
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アイアン|APEX MBフォージド&ツアーバージョンの精密構成
APEX UTアイアン(16度)── ロングアイアンの代替兵器
中日クラウンズの練習日セッティングで確認されたのが、APEX UTアイアン(16度)の投入です。
シャフトにはグラファイトデザイン DIハイブリッド(95g、Xフレックス)のカーボンシャフトが装着されています。
4番UW(22度)と5番アイアンの間の飛距離を埋めるアイアン型ユーティリティとして機能します。
練習日15本構成のため、試合では外れる可能性があるクラブです。
APEX MBフォージドアイアン(5番)──「やさしすぎるマッスルバック」
2026年から新たに5番アイアンとして投入されたのが、APEX MBフォージドアイアンです。
見た目はマッスルバックの精悍な形状ですが、石川自身が「なんなら6番より易しいくらい」と評したモデルです。
打感と安心感を高いレベルで両立しています。
6番以下のAPEX MBアイアン ツアーバージョンとは設計が異なり、軟鉄鍛造ボディによって打点のブレへの寛容性が高められています。シャフトは日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(Sフレックス)を装着。
APEX MBアイアン ツアーバージョン(6〜9番)── 長年愛用の限定モデル
石川遼が長年にわたって信頼を置き続けているのが、APEX MBアイアン ツアーバージョン(6〜9番)です。
限定生産のマッスルバックで、石川は「芯に当たりやすい。キャビティバックで打ったような安心感がある」と高く評価しています。
シャフトは日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)を装着。石川はアイアンの変更頻度が低い選手で、このモデルへの長期的な信頼が石川のアイアン哲学を体現しています。
ウェッジ|4本体制で60ヤード以内を攻略
X フォージド ウェッジ 2026年(48度・60度)── 3年ぶりの軟鉄鍛造モデル
2026年から石川のバッグに入ったのが、Xフォージドウェッジ 2026年モデルです。
石川は「打感がすごくいい」と評価しており、約3年ぶりに軟鉄鍛造のXフォージドシリーズに戻った形です。
48度と60度の2本に使用していますが、注目はシャフトの違いです。48度には日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)を装着する一方、60度だけトゥルーテンパー ダイナミックゴールド EX ツアーイシュー ウエートロックという重いスチールシャフトを選択。60度はバンカーやロブショットなど繊細なタッチが求められる場面が多く、重いシャフトで手元の安定感を高める狙いがあると推察されます。
OPUS ウェッジ(52度・56度)── スピンと操作性の定番
52度・56度にはOPUSウェッジを使用しています。
シャフトはモーダス システム3+ プロトタイプ(S)で統一。
クラブカー選手権では「OPUS SP」表記でしたが、中日クラウンズでは「OPUS」表記となっており、同一クラブの可能性もあります。
石川のウェッジ構成は48-52-56-60度という4度刻みの4本体制で、アプローチの距離感を細かく打ち分けられる構成です。
パター|オデッセイ プロタイプ PT 09 ix
2026年中日クラウンズで石川が使用したパターは、オデッセイ プロタイプ PT 09 ixです。
直前のクラブカー選手権ではAi ONE S2S CRUISER 7を使用しており、大会ごとにパターを使い分けています。
石川はドライバーとパターの変更頻度が比較的高い選手で、コースのグリーンスピードやコンディションに合わせて微調整する傾向があります。
ボール|タイトリスト PRO V1x 2025年
石川遼のボール選択はタイトリスト PRO V1x(2025年モデル)です。
PGAツアーでも使用率上位クラスのボールで、飛距離とスピン性能を高いレベルで両立しています。
やわらかいフィーリング重視のPRO V1に対し、PRO V1xはより高い弾道と強めのスピンが特徴です。
石川はキャロウェイ契約ですがボールはタイトリストを選択しており、これは多くのキャロウェイ契約プロに共通するパターンです。
石川遼のクラブセッティング変遷【2024年〜2026年】
石川遼のセッティングがどのように変化してきたか、主要大会ごとに整理した変遷表です。
| 時期 | ドライバー | FW/UT | アイアン | ウェッジ | パター |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 VISA太平洋マスターズ | パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆(9.5度) | パラダイム Ai スモーク MAX 3W / APEX UW 2022(19度) / APEX UW 2022(23度) | APEX MB ツアーバージョン(5〜9番) | OPUS 48、52、56度 / JAWS RAW 60度 | 不明 |
| 2025年 東建ホームメイトカップ | エリートX(10.5度) | パラダイム Ai スモーク MAX 3W(15度) / APEX UW 2022(19度) / APEX UW 2022(23度) | APEX MB ツアーバージョン(5〜9番) | OPUS 48、52、56度 / JAWS RAW 60度 | 不明 |
| 2026年 クラブカー選手権 | QUANTUM ◆◆◆(9度) | パラダイム Ai スモーク MAX 3W(14度) / APEX UW 2022(19度) / APEX UW 2025(23度) | APEX MBフォージド(5番) / APEX MB TV(6〜9番) | X フォージド 48、60度 / OPUS SP 52、56度 | Ai ONE S2S CRUISER 7 |
| 2026年 中日クラウンズ | QUANTUM ◆◆◆(9度) + ミニドライバー(11.5度) | APEX UW 2022(19度) / APEX UW 2025(22度) | APEX UTアイアン(16度) / APEX MBフォージド(5番) / APEX MB TV(6〜9番) | X フォージド 48、60度 / OPUS 52、56度 | プロタイプ PT 09 ix |
ドライバーは2024年PARADIM世代◆◆◆ → 2025年エリートX → 2026年QUANTUM世代◆◆◆と原点回帰の流れです。アイアン(APEX MB ツアーバージョン 6〜9番)は2024年から不変で信頼の証。ウェッジは2026年にXフォージドで軟鉄鍛造に回帰し、FW/UTは大会ごとにコース特性に応じた戦略的入れ替えが特徴です。
石川遼のクラブ選びから学べる3つのポイント
ドライバーは「飛距離」より「再現性」で選ぶ
石川遼がエリートXからQUANTUM ◆◆◆に戻した理由は、「最大飛距離」ではなく「再現性の高い弾道」を重視したことにあります。
◆◆◆の低スピン・操作性重視のヘッドのほうが「プッシュストレート」を安定して出しやすかったのです。
アマチュアも「試打時の最大飛距離」より「平均飛距離と方向性の安定」を重視することがスコアアップの近道です。
ショートウッドで飛距離の階段を丁寧に作る
石川のFW・UT構成は、3U(19度)→ 4U(22度)→ UTアイアン(16度)と、ロングアイアンをウッド系で代替するスタイルです。
アマチュアにとってロングアイアン(3〜5番)は最も打ちにくいクラブです。
5番アイアンをUTに替えるだけでも安定感が大きく改善するケースが多くあります。
アイアンは長く使い込んで「安心感」を育てる
石川遼がAPEX MBアイアン ツアーバージョン(6〜9番)を何年も使い続けているのは、「安心して打てる感覚」を時間をかけて育てているからです。
新モデルに買い替えても、それがスコアアップにつながるとは限りません。
今持っているクラブを徹底的に練習して自分のものにすることが、長期的なスコア向上への近道です。
まとめ|石川遼のセッティングは”再現性×精度”の追求型
石川遼の2026年最新セッティングは、ドライバーをQUANTUM ◆◆◆に原点回帰し、ミニドライバーを新投入した攻撃的かつ精密な構成です。
アイアンは長年信頼してきたAPEX MB ツアーバージョンを継続使用し、ウェッジは軟鉄鍛造の2026年新モデルXフォージドへと刷新しました。
クラブカー選手権から中日クラウンズにかけての変化には、コース特性に応じた戦略的な意図が見てとれます。
今後も大会ごとにセッティングが変わる可能性があるため、本記事は最新情報を随時更新していく予定です。
よくある質問(FAQ)
石川遼の使用クラブメーカーは?
キャロウェイと用具契約を結んでいます。ドライバーからウェッジまですべてキャロウェイ。ボールのみタイトリスト PRO V1xを使用。
石川遼はなぜキャロウェイと契約している?
2007年のアマチュア時代からキャロウェイを使用し、プロ転向後も継続契約しています。スイングスタイルとの相性の良さが長年の信頼関係につながっています。
石川遼のドライバーの飛距離は?
ドライバーのキャリーはおよそ290〜300ヤード。3番フェアウェイウッドでもキャリー270ヤードを誇ります。
石川遼が使っているシャフトは?
ドライバーはグラファイトデザイン Tour AD GC(60g台、S)、UTはTour AD UB(80g台、X)。アイアン・ウェッジは日本シャフト モーダス システム3+ プロトタイプ(S)で統一。60度ウェッジのみダイナミックゴールド EXを使用。
石川遼のアイアンは何番から?
5番から。5番はAPEX MBフォージド、6〜9番はAPEX MBアイアン ツアーバージョンの2種類で構成。
石川遼はなぜマッスルバックを使う?
操作性と打感を重視するためです。「芯に当たりやすく、キャビティバックで打ったような安心感がある」と本人が語っています。
石川遼のボールは何?
タイトリスト PRO V1x(2025年モデル)。高弾道と強めのスピンが特徴のボールです。
石川遼のパターは?
2026年中日クラウンズではオデッセイ プロタイプ PT 09 ixを使用。直前のクラブカー選手権ではAi ONE S2S CRUISER 7でした。石川はパターを大会ごとに変更することがあります。
QUANTUMトリプルダイヤモンドとは?
キャロウェイQUANTUMシリーズの低スピン・小ぶりヘッドのツアーモデルです。市販のMAXやSTDより操作性を重視した設計で、上級者向けです。
石川遼は2026年どのツアーに参戦?
コーン・フェリーツアー(米下部ツアー)をメインに参戦しながら、国内男子ツアーにもスポット参戦しています。
石川遼のクラブセッティングは頻繁に変わる?
ドライバーとパターは大会ごとに入れ替えることもあります。一方、アイアン(APEX MBツアーバージョン6〜9番)は何年も変更しておらず、変更頻度が低いクラブです。
APEX UWとは?
キャロウェイのユーティリティウッドシリーズです。通常のUTよりウッド型に近い設計で、高弾道が出やすく飛距離の安定感が高い点が特徴です。
石川遼のウェッジのロフト構成は?
48度(Xフォージド)・52度(OPUS)・56度(OPUS)・60度(Xフォージド)の4度刻み4本体制です。
アマチュアが石川遼のセッティングを真似できる?
5I以上をUT・UTアイアンに替える構成は参考になります。ただしMBアイアンはHS45m/s以上推奨の上級者向けモデルのため、一般アマチュアには難しい場合があります。
石川遼のクラブを実際に試打できる場所は?
キャロウェイのフィッティングスタジオや、ゴルフテックなどの解析機器を備えたスクールで最新モデルの試打が可能です。


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