「グリーン周りまで来たのに、アプローチでミスしてスコアを崩してしまう…」
本記事では、アプローチの基本的な打ち方から、状況別の打ち分け方、プロが実践する練習方法まで、初心者から上級者まで役立つ情報を完全網羅して解説します。
アプローチショットとは?スコアアップに不可欠な理由
アプローチの定義と重要性
アプローチショットとは、グリーン周りから残り50ヤード以内の距離をピンに寄せるショットのことです。特に20〜30ヤードの短い距離のアプローチは、スコアを大きく左右する重要な場面となります。
ゴルフのスコアを決めるのは、実はドライバーの飛距離ではなく、グリーン周りの寄せワン率です。プロゴルファーと一般ゴルファーの最大の差は、このアプローチの精度にあると言っても過言ではありません。
アプローチが上達するメリット
アプローチが安定すると、以下のようなメリットがあります。
- グリーンを外しても寄せワンでパーセーブできる
- パーオン率が低くてもスコアをまとめられる
- 大叩きのリスクが減り、スコアが安定する
- メンタル面でも余裕が生まれる
- 100切り、90切りが現実的になる
実際、100を切れないゴルファーの多くは、グリーン周りでの行ったり来たりを繰り返してスコアを崩しています。アプローチを磨くことで、確実にスコアアップが見込めます。
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アプローチの基本的な打ち方|5つの重要ポイント
1. ボール位置は右足寄りに設定
アプローチショットでは、ボールを右足寄りに配置するのが基本です。具体的には、両足を揃えた中心からボール1〜2個分右側が目安となります。
この位置にボールを置くことで、クラブを振り下ろした時に最適なタイミングでボールに当たりやすくなります。結果として、ダフリやトップなどのミスショットを大幅に減らすことができます。
2. スタンスは狭く、コンパクトに構える
アプローチでは、スタンスを狭く取ることが重要です。目安としては、両足の間隔を握りこぶし1個分程度、または両足をほぼ揃えるくらいが理想的です。
スタンスを狭くすることで、余計な体の動きが抑えられ、スイングが安定します。また、左足を目標方向へやや開くオープンスタンスにすると、ピンを狙いやすくなります。
3. クラブは短めに持つ
アプローチショットを打つ際は、グリップを短めに持ちましょう。通常より5〜10cm短く握ることで、体とボールの距離が近くなり、打ちやすくなります。
クラブを短く持つメリットは以下の通りです。
- ボールがクラブの芯に当たりやすくなる
- 距離感を合わせやすくなる
- ミート率が向上する
- 余計な力が入りにくくなる
4. 体重配分は左足6:右足4
アプローチでは、体重をやや左足側にかけることで安定した構えになります。目安としては左足6:右足4の体重配分を意識しましょう。
左足を軸にすることで、クラブヘッドがスムーズにボールに向かいやすくなり、ダフリのミス防止につながります。また、膝を軽く曲げて体の重心をやや下げると、体の軸が安定し、前傾姿勢を保ちやすくなります。
5. スイングは左右対称の振り子運動
アプローチショットで最も重要なのは、腕と肩を中心にして左右対称にクラブを動かすことです。手首だけでクラブを振ろうとすると、うまく当たる確率が下がってしまいます。
バックスイングとフォロースルーの振り幅をほぼ同じにし、時計の針のように左右対称の動きを心がけましょう。この振り子運動をマスターすることで、距離感も安定します。
アプローチの3つの基本タイプと使い分け
アプローチには大きく分けて3つの基本タイプがあります。状況に応じて適切に使い分けることで、どんな場面でも確実にピンに寄せられるようになります。
ランニングアプローチ(転がし)
ランニングアプローチは、ボールをほぼ上げずに地面を転がして寄せる打ち方です。初心者に最も適したアプローチで、ミスショットが少ないのが特徴です。
使用する場面:
- グリーンまでの間に障害物がない花道から
- ボールとピンの間に高低差がない場合
- グリーンが速く、転がりが良い時
- 風が強い日(風の影響を受けにくい)
使用クラブ:ピッチングウェッジ(PW)、9番アイアン、8番アイアン
打ち方のコツ:
- パターと同じような感覚でコツンと打つ
- ボールを右足のさらに外側に置く
- フェースを立てて低く打ち出す
- できるだけ早くボールを着地させて転がす距離を長くする
ピッチ&ラン
ピッチ&ランは、キャリーとランの比率が半々くらいのショットです。最も多くの場面で選択できるため、アプローチの基本とされることが多いです。
使用する場面:
- グリーンエッジから10〜20ヤードの距離
- 少しだけ障害物を越える必要がある時
- 2段グリーンで奥のピンを狙う時
- 最も汎用性が高く、様々な状況で使える
使用クラブ:アプローチウェッジ(AW)、ピッチングウェッジ(PW)
打ち方のコツ:
- ボールは中央からやや右寄りに配置
- ハンドファースト(手がボールより前)の形で構える
- 振り幅を時計の針に見立てて距離を調整
- 体の回転を使って打つ(手打ち厳禁)
📚 関連記事:アプローチの精度を高めるための基礎技術
アプローチの打ち方をマスターするには、スイングの基本がしっかり身についていることが前提です。
- ゴルフの始め方完全ガイド – 初心者向けの基礎知識
- アイアンの打ち方完全ガイド – アイアンの基本技術
ロブショット(上げるアプローチ)
ロブショットは、ボールを高く上げて着地後はほとんど転がらない打ち方です。キャリーとランの比率は約8対2となり、ボールをピタリと止めたい時に使います。
使用する場面:
- バンカー越えでピンがエッジに近い時
- グリーン奥から下りの傾斜に向かって打つ時
- グリーンが硬く、転がると止まらない時
- ピンが近く、ランを出す余裕がない時
使用クラブ:サンドウェッジ(SW)、ロブウェッジ(60度以上)
打ち方のコツ:
- フェースを開いて構える
- オープンスタンスで左足を目標方向に向ける
- ボールはスタンス中央からやや左寄り
- アウトサイドイン軌道でカット打ち
- 難易度が高いため、初心者は避けた方が無難
距離別アプローチの打ち方|10・30・50ヤードの攻略法
10ヤード以内の超短距離アプローチ
10ヤード以内の超短距離アプローチは、基本に忠実にコンパクトに打つことが重要です。
打ち方のポイント:
- グリップは最も短く持つ
- 両足をほぼ揃えるくらいスタンスを狭くする
- 振り幅は腰から腰まで、またはそれ以下
- ボールをクリーンにヒットさせることを最優先
- パターのような感覚で打つ
10ヤードのアプローチは、石川遼プロが推奨する5ヤードキャリーの練習が非常に効果的です。何も考えずに打った時のキャリーを基準にすることで、他の距離の打ち分けが簡単になります。
30ヤード前後の中距離アプローチ
30ヤード前後は、最も頻繁に発生する距離で、スコアメイクの鍵を握るアプローチです。
打ち方のポイント:
- スタンスは小さめに取る
- 振り幅は腰から腰まで
- 一定のリズムで打つことを意識
- フォロースルーを大きくして飛距離を調整
- 体の回転を使って打つ(手打ち厳禁)
この距離の練習を重点的に行うことで、グリーン周りからの寄せワン率が劇的に向上します。
50ヤードのやや長めのアプローチ
50ヤードのアプローチは、フルスイングとの中間的な打ち方が求められます。
打ち方のポイント:
- 振り幅は右肩から左肩まで(時計の3時から9時)
- 手打ちはせず、しっかりと体を回転させる
- スタンスは肩幅よりやや狭め
- グリップは通常の長さで握る
- スイングテンポを一定に保つ
状況別アプローチの打ち方|ラフ・傾斜・バンカー越え
ラフからのアプローチ
ラフからのアプローチは、ボールが止まっている状況によって打ち方を変える必要があります。
ボールがラフに浮いている場合:
- ボールの高さと同じ高さにクラブヘッドを浮かせて構える
- そのままいつも通りの打ち方でボールを打つ
- 比較的簡単な状況なので、通常のアプローチと同じ感覚でOK
ボールがラフに沈んでいる場合:
- クラブヘッドをボールに向けて打ち込みを強くする
- 通常より早めにコックを入れる
- アウトサイドイン軌道で振る
- 芝の抵抗に負けないようグリップを強く握る
- ボールの前後20cm程度の芝をクラブで払うイメージ
左足下がりからのアプローチ
左足下がりのアプローチは、プロでも難しいと感じる状況です。無理をせず、確実にグリーンに乗せることを最優先にしましょう。
打ち方のポイント:
- 地面に対して垂直に立つ(体重は左足に)
- ボールは体の中央に置く
- 傾斜なりに構えて、傾斜なりに振る
- 手首を曲げず、グリップの形を崩さない
- 転がして寄せるアプローチを選択するのが無難
バンカー越えのアプローチ
バンカー越えでピンがエッジに近い場合は、高く上げて止めるロブショットが必要になります。
打ち方のポイント:
- サンドウェッジを使用
- フェースを開いて構える
- オープンスタンスで足を開く
- 振り幅を大きめに取る
- ただし、難易度が高いため初心者は避ける
- 可能であれば、バンカーの横を通すランニングアプローチを選択
🎯 トラックマンで正確な距離を把握しよう
アプローチの精度を高めるには、自分の振り幅ごとの正確な飛距離を知ることが重要です。
トラックマンなどの弾道測定器を使えば、キャリーとランの比率、スピン量なども正確に測定できます。スマートゴルフでは高性能シミュレーター「OK ON GOLF」を全店舗に完備しており、詳細なデータを確認しながら練習できます。
アプローチのよくあるミスと改善方法
ダフリの原因と直し方
アプローチでのダフリは、ボールの手前を叩いてしまうミスです。主な原因は以下の3つです。
原因1:すくい打ちになっている
ボールを高く上げようとする意識が強すぎると、スイング軌道の最下点がボールの手前にずれてしまいます。クラブのロフトがボールを上げてくれるので、自分で上げようとする必要はありません。
改善方法:
- 左足体重(左6:右4)で構える
- ボールを右足寄りに置く
- ヘッドを元の位置に戻すことだけを考える
- 左片足立ちで打つ練習をする
原因2:手打ちになっている
体の回転を使わず、腕だけで打とうとするとダフリが出やすくなります。特に短い距離ほど手打ちになりがちです。
改善方法:
- グリップエンドとお腹の距離を一定に保つ
- 腕とクラブを体の真正面にキープ
- お腹の回転主体でスイング
- クラブを極端に短く持って左脇にグリップを当てて練習
原因3:スイング中に緩みが出る
テイクバックが大きすぎて、ダウンスイングで迷って緩めてしまうとダフリにつながります。
改善方法:
- スタンスを狭く取る(握りこぶし1個分)
- バックスイングを小さめにする
- 一定のリズムで打つ
- クラブを短く持って練習する
トップの原因と直し方
トップは、クラブヘッドがボールの上部を叩いてしまうミスです。ダフリと同じく手打ちが主な原因です。
原因:
- 体が回転せず、手先だけで打っている
- 膝が前に出てしまう
- 肘が緩んでいる
- 地面にクラブを接触させる恐怖心
改善方法:
- ソールを地面で滑らせる感覚を練習する
- マットをドンッと叩く練習をする
- 右足を引いて左足体重で打つドリル
- 体の回転を意識する
距離感が合わない時の対処法
距離感が合わない主な原因は、振り幅と飛距離の関係を体が覚えていないことです。
改善方法:
- 時計の針に見立てて振り幅を3段階に分ける
- それぞれの振り幅での飛距離を把握する
- 5ヤードキャリーを基準として300球打つ練習
- 同じ距離を反復練習して体に覚え込ませる
- 右手1本で打つ練習で感覚を磨く
プロが実践するアプローチ練習方法
石川遼プロ推奨:5ヤード300球ドリル
石川遼プロが「人生で一度はやってほしい」と推奨するのが、キャリー5ヤードを300球打つ練習です。
最も小さい振り幅で何も考えずに打った時のキャリーを5ヤードとして、それを何度も再現できるようにします。この基準ができれば、他の距離の打ち分けが簡単になります。
練習手順:
- 58度または52度のウェッジを用意
- 5ヤード先に目標を設定
- 最小の振り幅で打つ
- 300球すべて5ヤードに落とすことを目指す
- この感覚を体に染み込ませる
左右の手を逆にして打つ練習
右手と左手の位置を反対にして打つ練習は、アプローチの上達に非常に効果的です。
練習方法:
- 左手でグリップエンドを持ち、右手を上にする
- 左手1本でクラブを持っている感覚で、右手は添えるだけ
- この構えで実際にボールを打つ
- ヘッドが低く長く動く感覚を習得できる
- ミスが起きる動きを防ぐことができる
右手1本で打つ練習
右手1本で打つ練習は、距離感(タッチ)を養うのに最適です。
練習方法:
- 右手だけでクラブを持つ
- 10〜20ヤードの距離を打つ
- 手の感覚だけで距離を調整する
- ゴミ箱にペットボトルを投げる感覚と同じ
10ヤード集中練習
メジャーチャンピオンの渋野日向子プロは、練習の80%を10ヤードのアプローチに費やしています。
10ヤード練習の効果:
- 自分の打ち出し角度を感覚的に覚えられる
- ボールを必要以上に上げようとしなくなる
- クリーンヒットが当たり前になる
- 距離感のベースができる
10ヤードを完璧に打てるようになれば、その倍の20ヤード、3倍の30ヤードへと展開していくのが容易になります。
🏌️ 100切り・90切りを最短で達成するには
アプローチの精度を上げることは、スコアアップの最短ルートです。ただし、総合的なスコアアップには他の技術も必要です。
- 100切りを最短で達成する練習方法 – 100切りに必要なすべての要素
- 90切りを最短で達成する練習方法 – 中級者向けステップアップガイド
アプローチ上達に役立つ練習グッズ
アプローチマット
自宅でアプローチ練習をする際は、専用のアプローチマットがあると便利です。本物の芝に近い感触で練習でき、ダフリやトップの感覚を養うのに最適です。
サイズは1m×1.5m程度のものが使いやすく、裏面に滑り止めが付いているタイプを選ぶと安定します。価格は5,000円〜15,000円程度で入手できます。
ターゲットネット
室内や庭でアプローチ練習をする際は、ボールを受け止めるターゲットネットがあると安全です。高さ1.5m〜2m程度のネットを用意すれば、ロブショットの練習も可能です。
ターゲットマークが付いているタイプを選ぶと、目標を狙う練習がしやすくなります。折りたたみ式なら収納も簡単で、価格は3,000円〜8,000円程度です。
練習用ボール
自宅で練習する場合は、スポンジ製やプラスチック製の練習用ボールを使うと安全です。飛距離は本物のボールの半分程度ですが、打感や軌道の確認には十分役立ちます。
ただし、本番と同じボールで練習することも重要なので、週末は練習場やシミュレーターで本物のボールを打つことをおすすめします。
プロゴルファーのアプローチ技術に学ぶ
タイガー・ウッズのアプローチ
タイガー・ウッズのアプローチの特徴は、徹底的な距離の打ち分けです。同じクラブでスイングの大きさを変えることで、様々な距離を打ち分けています。
また、ボール位置を右足寄りに置き、ハンドファーストで構えることで、ダウンブローに打つことを徹底しています。この打ち方により、スピンの効いたボールでピンを狙えます。
青木功プロのアプローチ哲学
日本を代表するレジェンドゴルファー青木功プロは、「アプローチは転がしが基本」という哲学を持っています。
青木プロは、どんな状況でも可能な限りランニングアプローチを選択します。高く上げるショットはリスクが高いため、確実性を重視して低く転がす選択をするのです。
この考え方は特にアマチュアゴルファーに有効で、無理にボールを上げようとせず、シンプルに転がす意識が大切です。
渋野日向子プロの10ヤード練習法
2019年全英女子オープン優勝の渋野日向子プロは、練習の80%を10ヤードのアプローチに費やしているとのことです。
短い距離を徹底的に練習することで、自分のスイングの基準を体に染み込ませています。この基準があるからこそ、様々な距離のアプローチを打ち分けることができるのです。
アプローチで使うクラブの選び方
ピッチングウェッジ(PW)
ピッチングウェッジはロフト角が44〜48度程度で、30〜50ヤードの距離に適しています。フルスイングでは110〜130ヤード飛ぶクラブですが、アプローチでは振り幅を抑えて使用します。
ランニングアプローチやピッチ&ランに最も適したクラブで、初心者はこのクラブから始めるのがおすすめです。
アプローチウェッジ(AW)
アプローチウェッジはロフト角が50〜52度程度で、20〜40ヤードの中距離アプローチに適しています。ピッチングウェッジよりも高い弾道で、ボールを止めやすいのが特徴です。
ピッチ&ランの基本となるクラブで、最も汎用性が高いため、このクラブでの練習を重点的に行うのが効果的です。
サンドウェッジ(SW)
サンドウェッジはロフト角が54〜58度程度で、バンカーショットだけでなく、グリーン周りの短いアプローチにも使用します。ボールを高く上げやすく、着地後のランが少ないのが特徴です。
ただし、ソールが広いため、ダフリやすいという欠点もあります。初心者はまずピッチングウェッジやアプローチウェッジから練習し、慣れてからサンドウェッジを使うのがおすすめです。
ロブウェッジ(LW)
ロブウェッジはロフト角が60〜64度の超高ロフトクラブで、プロや上級者が使用することが多いです。非常に高い弾道で、ほとんどランが出ないショットを打てます。
ただし、扱いが非常に難しく、ミスヒットするとまったく飛ばなかったり、逆に飛びすぎたりします。中級者以上になってから導入を検討しましょう。
📚 スイングの基本を見直すなら
アプローチが上手くいかない原因は、基本スイングに問題がある可能性もあります。
- ドライバーの打ち方完全ガイド – スイングの基本を学ぶ
- スライスの直し方 – スイング軌道の修正
- フックの直し方 – フェース向きの調整
アプローチが上達する考え方とメンタル
寄せワンを狙わず、2パットを狙う
アプローチで最も大切なのは、無理に寄せワンを狙わないことです。特に初心者や中級者は、確実にグリーンに乗せて2パットでホールアウトすることを目標にしましょう。
ピンから3m以内に寄せられれば、それだけで十分に良いアプローチです。無理にピンを狙って寄せすぎたり、逆にショートしたりするよりも、確実にグリーン中央を狙う方がスコアは良くなります。
ミスを恐れず、同じリズムで打つ
アプローチでミスが出るのは、スイング中に迷いが生じるからです。「ダフったらどうしよう」「トップしたら嫌だな」という不安が、スイングを乱します。
ミスを恐れず、練習で身につけた一定のリズムで打つことが重要です。たとえミスが出ても、同じリズムで打ち続けることで、徐々に安定してきます。
シンプルな選択をする
アプローチでは、できるだけシンプルな選択をすることが大切です。難しいロブショットよりも、簡単なランニングアプローチを選ぶ。無理にピンを狙うよりも、確実にグリーンに乗せる。
プロゴルファーの青木功氏も「アプローチは転がしが基本」と述べているように、シンプルな選択こそがスコアアップへの近道です。
アプローチに関するよくある質問(FAQ)
Q1. アプローチで最も重要なポイントは何ですか?
A. 最も重要なのは、左右対称の振り子運動でクラブを振ることです。バックスイングとフォロースルーを同じ振り幅にすることで、距離感が安定し、ミスショットが減ります。また、体の回転を使って打ち、手打ちにならないことも重要です。ボール位置は右足寄り、体重は左足6:右足4を意識しましょう。
Q2. ダフリが多いのですが、どう直せばいいですか?
A. ダフリの主な原因は、すくい打ちと手打ちです。改善方法は、左足体重(左6:右4)で構え、ボールを右足寄りに置くことです。また、グリップエンドとお腹の距離を一定に保ち、体の回転で打つ意識を持ちましょう。左片足立ちで打つ練習や、クラブを短く持って練習すると効果的です。
Q3. 初心者におすすめのアプローチの打ち方は?
A. 初心者にはランニングアプローチ(転がし)がおすすめです。ピッチングウェッジや9番アイアンを使い、パターと同じ感覚でコツンと打ちます。ボールを右足のさらに外側に置き、低く打ち出して転がす距離を長くします。この打ち方はミスが少なく、確実にグリーンに乗せることができます。
Q4. アプローチの距離感を合わせるコツは?
A. 距離感を合わせるには、振り幅を時計の針に見立てて3段階に分けることが効果的です。それぞれの振り幅での飛距離を把握し、体に覚え込ませます。石川遼プロ推奨の5ヤードキャリー300球ドリルも非常に有効です。また、右手1本で打つ練習をすると、手の感覚が鋭くなり距離感が向上します。
Q5. ランニングアプローチとピッチ&ランの使い分けは?
A. ランニングアプローチは、グリーンまでの間に障害物がない花道から、風が強い日に使います。ピッチ&ランは、少しだけ障害物を越える必要がある時や、グリーンエッジから10〜20ヤードの距離で使います。基本的には、できるだけ転がせる状況ではランニングアプローチを選択し、どうしても上げる必要がある時だけピッチ&ランを選ぶのがおすすめです。
Q6. ラフからのアプローチで注意することは?
A. ラフからは、ボールが浮いているか沈んでいるかで打ち方を変えます。浮いている場合は通常通りで問題ありませんが、沈んでいる場合はクラブヘッドを打ち込み、芝の抵抗に負けないようグリップを強く握ります。アウトサイドイン軌道で振り、ボールの前後20cm程度の芝を払うイメージで打ちましょう。
Q7. アプローチで使うべきクラブは何番ですか?
A. 基本的にはピッチングウェッジ(PW)とアプローチウェッジ(AW)があれば十分です。ランニングアプローチには9番アイアンやPWを使い、ピッチ&ランにはAWを使います。サンドウェッジ(SW)は高く上げたい時に使いますが、初心者は扱いが難しいため、まずPWとAWから練習することをおすすめします。
Q8. アプローチ練習で最も効果的な方法は?
A. 最も効果的なのは、10ヤードや30ヤードなど特定の距離を反復練習することです。渋野日向子プロは練習の80%を10ヤードに費やしています。また、石川遼プロ推奨の5ヤード300球ドリルも非常に効果的です。同じ距離を何度も打つことで、振り幅と飛距離の関係を体が覚え、実戦で距離感が安定します。
まとめ:アプローチ上達がスコアアップの最短ルート
アプローチショットは、ゴルフのスコアを決める最も重要な技術です。ドライバーで300ヤード飛ばせなくても、グリーン周りから確実に寄せられればスコアは良くなります。
本記事で解説した基本的な打ち方を習得し、状況に応じて適切なアプローチを選択できるようになれば、確実にスコアアップが見込めます。
アプローチ上達の5つのポイント:
- ボールは右足寄り、体重は左足6:右足4で構える
- スタンスを狭く、クラブは短めに持つ
- 左右対称の振り子運動で打つ(手打ち厳禁)
- 初心者はランニングアプローチから始める
- 10ヤードや30ヤードなど特定の距離を反復練習する
まずはシンプルなランニングアプローチから練習を始め、徐々にピッチ&ランへとステップアップしていきましょう。そして、石川遼プロ推奨の5ヤード300球ドリルや、渋野日向子プロの10ヤード集中練習を実践することで、確実にアプローチは上達します。
アプローチが安定すれば、グリーンを外してもパーセーブが可能になり、100切り、90切りが現実的になります。今日から練習を始めて、スコアアップを実現しましょう。
🏌️ アプローチ上達にはシミュレーター練習が効果的
アプローチの精度を高めるには、様々な距離や傾斜からの練習が必要です。スマートゴルフでは、高性能シミュレーター「OK ON GOLF」で実戦的なアプローチ練習が可能です。
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- キャリーとランの距離を正確に測定
実戦的な練習環境で、確実にアプローチを上達させましょう。


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